葬儀の知識コラム
佐賀市の一日葬|通夜を行わない葬儀のメリットと注意点
一日葬は、通夜を行わず、告別式と火葬を1日で執り行う形式です。ご遺族と参列者の負担を減らせる方法として選ばれる一方、「思ったほど費用が下がらなかった」「菩提寺に難色を示された」というご相談も寄せられます。この記事では、家族葬こことわが佐賀市で一日葬を行う際のメリットとデメリットを率率に整理し、選ぶ前に確認しておきたい点をご説明します。
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一日葬とは、通夜を行わず告別式と火葬を1日で行う形式です
一日葬は、通夜を省略し、告別式と火葬を1日で執り行う葬儀です。式そのものの内容は家族葬や一般葬と変わりません。僧侶による読経、ご焼香、お別れの儀といった流れは同じです。
異なるのは、前日の通夜と通夜振る舞いを行わないという点だけです。
家族葬・直葬との違い
一日葬は、直葬と家族葬の中間に位置する形式です。告別式という宗教的な区切りを持ちながら、日数を1日に抑えられることが最大の特徴です。
佐賀県で一日葬を選ぶ方はまだ少数です
鎌倉新書が実施した第6回お葬式に関する全国調査(2024年)によると、佐賀県における一日葬の割合は5.1%でした。一般葬64.1%、家族葬20.5%、直葬・火葬式10.3%という内訳です。
佐賀県では、一日葬はまだ20軒に1軒程度という水準です。ご親族や地域の方にとってなじみのない形式である可能性がありますので、事前のご説明が大切になります。
一日葬の4つのメリット
①参列者の負担が軽い
通夜と告別式の両方に参列される方にとって、2日間の拘束は負担になります。特にご高齢の方、お仕事を持つ方、遠方から来られる方には大きな違いです。
1日で完結することで、参列していただきやすくなる面があります。
②ご遺族の体力的な負担が減る
ご遺族にとって、通夜の夜は決して休まる時間ではありません。弔問客への対応が続き、翌日の告別式に備えなければなりません。
ご逝去直後で心身ともに疲れている状態で、2日間を乗り切るのは想像以上に大変です。喪主がご高齢の場合や、ご病気をお持ちの場合には、一日葬が現実的な選択肢になります。
③飲食費が抑えられる
通夜振る舞いの料理代が不要になります。参列人数によっては、この差は小さくありません。
④宿泊や遠方の調整がしやすい
遠方のご親族が前泊せずに済む場合があります。当日の朝に移動して、告別式・火葬に参列し、その日のうちに帰路につく——という日程が組めます。
一日葬の4つのデメリット
ここは率直にお伝えしておきたい部分です。
①式場使用料が2日分かかることがあります
最も見落とされやすい点です。
「通夜がないのだから、式場代は1日分」と考えられがちですが、実際には2日分請求される場合があります。
理由は、前日から式場に故人様をご安置し、祭壇の設営を行うためです。通夜という「式」は行わなくても、式場そのものは前日から使用している状態になります。
葬儀社によって扱いが異なりますので、見積書で必ず確認してください。
こことわの一日葬プランには、式場料金・ホール使用料が含まれています。
②菩提寺の理解が必要です
通夜は、仏式の葬儀において意味を持つ儀式です。省略することについて、菩提寺が難色を示される場合があります。
事前に相談せず進めてしまうと、当日になって読経をお断りされる、納骨の際に問題が生じる、といった事態も起こり得ます。
必ず事前にご相談ください。多くの寺院は、事情を説明すれば柔軟に対応してくださいます。
③参列できない方が出ます
通夜は夕方以降に行われるため、日中お仕事をされている方でも参列しやすいという性質があります。一日葬では告別式が午前中から昼にかけて行われるため、平日の場合、お仕事の都合で参列できない方が出ます。故人様の交友関係に現役世代の方が多い場合は、この点を考慮する必要があります。
④思ったより費用が下がらないことがあります
削減できるのは、主に通夜振る舞いの料理代です。
祭壇、お棺、遺影、寝台車・霊柩車、人件費、火葬料金といった主要な費用は変わりません。式場使用料も2日分かかる場合があります。
そのため、家族葬との差額は想像より小さいことがあります。参列人数が少ない場合、差はさらに縮まります。
「1日だから半額になる」というものではない、という点はご理解ください。
佐賀市で一日葬を行う場合の費用
費用は次の4つの合計で決まります。
- 葬儀社に支払う費用 (祭壇・お棺・寝台車・人件費など+料理・返礼品)
- 式場使用料 (2日分かかる場合があります)
- 火葬場の使用料 (つくし斎場は佐賀市民10歳以上で6,500円、市外60,000円)
- 宗教者へのお布施
一日葬|会員価格 税込310,750円〜 (税抜282,500円〜)
プランに含まれるもの
祭壇装飾費/骨壺/棺/搬送用布団/ドライアイス/役所手続きの代行/葬具セット/位牌セット/設営費/式場料金/寝台車料金/霊柩車/ホール使用料 ほか
プランに含まれず、別途必要になるもの(選べるオプション)
湯灌、棺のアップグレード、料理、美装、生花の追加、返礼品、遺影写真、映像演出など
火葬料金はプラン料金に含まれません。別途、火葬場に直接お支払いいただく実費となります。金額は故人様の住民票の所在地によって変わります。
火葬料金の判定は喪主ではなく故人様の住民票の所在地によります。詳しくは佐賀市の火葬場ガイドをご覧ください。
なお、国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入されていた方の場合、葬祭費が支給されます。詳しくは給付金についてのページをご覧ください。
費用の全体像は佐賀市の葬儀費用の相場はいくら?火葬式・一日葬・家族葬の総額を内訳から解説で比較しています。
一日葬の当日の流れ
前日|ご安置・納棺
ご搬送・ご安置 → 寝台車で故人様をお迎えし、式場または安置施設にお休みいただきます。
お打ち合わせ → 日程、内容を決め、お見積りをご提示します。
ご連絡 → 参列いただく方へ訃報をお伝えします。「通夜は行わない」ことを明確にお伝えください。通夜があると思って前日に来られる方が出ないよう、注意が必要です。
納棺 → 故人様のお身体を清め、旅支度を整えてお棺にお納めします。ご家族に立ち会っていただく、大切な時間です。
一日葬では通夜がない分、この納棺の時間がご家族にとって重要なお別れの機会になります。当社では、ゆっくりお過ごしいただけるよう配慮しています。
当日|告別式から精進落としまで
| 時刻の目安 | 内容 |
|---|---|
| 9時30分頃 | ご遺族・参列者が式場に集合 |
| 10時00分 | 告別式開式(読経・ご焼香・弔電の紹介) |
| 10時45分 | お別れの儀(お棺にお花を手向けます) |
| 11時00分 | 出棺 |
| 11時30分 | 火葬場到着・納めの式 |
| 11時40分 | 火葬(1時間〜1時間半) |
| 13時00分 | 収骨 |
| 13時30分 | 精進落とし(初七日法要を繰り上げて行うことも一般的です) |
告別式の開始時刻は、火葬場の予約時間から逆算して決まります。ご遺族のご都合だけで決められるものではない点はご了承ください。
全体の流れは葬儀の流れでも詳しくご案内しています。
菩提寺への確認の進め方
次の順序で進めてください。
- 一日葬を検討している旨を伝える
- 通夜を省略することについて了解が得られるか確認する
- 難しい場合、代替案を相談する (枕経を丁寧に行う、告別式の読経を通常より長くいただくなど)
多くの寺院は、ご遺族のご事情——喪主が高齢である、遠方の親族が多い、といった理由——を説明すれば理解を示してくださいます。
問題になるのは、相談なく進めてしまった場合です。この一手間を惜しまないでください。
菩提寺がない場合は、この心配はありません。僧侶のご紹介は当社で承ります。
一日葬が向いているご家族
次のような場合は、一日葬が適していることが多いです。
- 喪主やご遺族がご高齢、またはご病気で、2日間の負担が大きい
- 参列者の多くがご高齢である
- ご親族が遠方にお住まいで、宿泊を伴う参列が難しい
- 故人様がご高齢で、交友関係のある方が少ない
- 直葬では簡素すぎると感じるが、費用は抑えたい
- 菩提寺が一日葬に理解を示している
逆に、故人様に現役世代の交友関係が多い場合は、平日の日中に行うことで参列できない方が増えます。この場合は家族葬をご検討ください。
よくあるご質問
Q. 一日葬と家族葬では、費用はどのくらい違いますか?
主に通夜振る舞いの料理代の分です。参列人数によりますが、想像より差が小さいことがあります。当社では両方のお見積りをお出しして比較していただけます。
Q. 通夜がないと、参列者に失礼にあたりませんか?
失礼にはあたりません。ただし、訃報の段階で「通夜は行わない」ことを明確にお伝えください。
Q. 一日葬でも香典はいただけますか?
はい。辞退されるかどうかはご家族の判断です。方針を訃報の段階で明記してください。
Q. 前日に故人と過ごすことはできますか?
はい。ご安置中にお付き添いいただけます。ご宿泊・お付き添いの可否については、お問い合わせください。
Q. 葬祭費は一日葬でも受け取れますか?
はい。葬儀の形式を問わず支給されます。