葬儀の知識コラム
佐賀市の葬儀場・斎場の選び方|公営と民営の違い・比較すべき7項目
葬儀場を選ぶ際、「どこも同じように見えて、何を基準に比べればよいかわからない」というお声をよくいただきます。実際には、火葬場までの距離、駐車場の台数、貸切かどうかといった条件で、当日の負担も費用も大きく変わります。この記事では、家族葬こことわが佐賀市の葬儀場を公営・民営に分けて整理し、比較すべき7項目をチェックリスト形式でご説明します。
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「斎場」という言葉は2つの意味で使われています
比較を始める前に、用語を整理しておきます。ここが曖昧なまま調べ始めると、混乱の原因になります。
火葬場としての斎場
ご遺体を火葬するための施設です。佐賀市の場合、つくし斎場(佐賀市金立町大字金立1197番地465)、東与賀火葬場(佐賀市東与賀町田中172-3)、川副葬祭公園の3か所が、市営の火葬場にあたります。
火葬場は市区町村が運営しており、民間企業が新たに開設することは実質的にできません。つまり、佐賀市で火葬をする以上、この3か所のいずれかを使うことになります(旧久保田町地域では、多久市・小城市と共同運営する天山地区共同斎場が利用されることもあります)。
火葬場の詳細は佐賀市の火葬場ガイドで解説しています。
式場としての斎場
通夜・告別式を行うための施設です。葬儀社の自社ホール、公民館、寺院などが該当します。
一般に「葬儀場を選ぶ」というときは、こちらの式場を指しています。この記事でも、以下は主に式場の選び方についてご説明します。
佐賀市の葬儀場は大きく3種類に分かれます
①公営の火葬場
前述のつくし斎場・東与賀火葬場です。火葬を行うための施設であり、式場を併設しているかどうかは施設によって異なります。
佐賀市の公営火葬場には、いずれも葬儀を行える式場が併設されていません。
つくし斎場・東与賀火葬場・川副葬祭公園は、いずれも火葬を行うための施設です。通夜・告別式を行う場合は、民営ホール・寺院・自宅などを別途手配することになります。
つまり佐賀市では、告別式の後に火葬場へ移動する日程が前提となります。式場を選ぶ際は、火葬場までの距離が当日の負担を大きく左右します。
公営施設で式を行える場合、使用料は市が定めた金額となり、民営ホールより低く設定されているのが一般的です。
②民営の葬儀ホール
葬儀社が運営する式場です。佐賀市内には複数の事業者のホールがあります。
家族葬に対応した小規模な式場から、一般葬向けの大型施設まで、規模はさまざまです。近年は「家族葬専用ホール」として、少人数でも寂しく見えない広さに設計された施設が増えています。
こことわの家族葬 こことわ東与賀も、ご家族とごく親しい方々でゆっくりお別れいただくことを前提に設えた式場です。
所在地は〒840-2221 佐賀市東与賀町大字下古賀168-4です。東与賀火葬場と同じ東与賀町内にあるため、移動時間を短く抑えられます。式場の広さ、駐車場、設備の詳細は施設ページをご覧いただくか、お問い合わせください。ご見学は無料です。
▶ 家族葬 こことわ東与賀を見る
③寺院・自宅・集会所
菩提寺の本堂をお借りする、ご自宅で行う、地域の集会所を使うという方法です。
かつては自宅葬が主流でしたが、住宅事情の変化により、現在は選ばれる方が少なくなっています。佐賀市内でも、地域の集会所を使う慣習が残る地区はありますので、該当する場合は町内会にご確認ください。
民営ホール・寺院・自宅の使い分け
費用の違い
佐賀市では公営の式場という選択肢がないため、式場の比較は民営ホール同士、または寺院・自宅との比較になります。
民営ホールの使用料には、施設の維持費・人件費が反映されます。その分、設備やサービスの水準は施設によって差があります。
ただし、式場使用料だけで総額は決まりません。祭壇、料理、返礼品、火葬料金を含めた総額で比較することが大切です。
費用の全体像は佐賀市の葬儀費用の相場はいくら?火葬式・一日葬・家族葬の総額を内訳から解説をご覧ください。
使える範囲の違い
民営ホールは、故人様らしい設えにする自由度が高いのが一般的です。「好きだった花を飾りたい」「思い出の品を並べたい」といったご希望に対応しやすくなります。
一方、寺院の本堂をお借りする場合は、その寺院の作法に沿った進行となります。まずは菩提寺にご相談ください。
予約の取りやすさの違い
式場そのものより、火葬場の空き状況が日程を左右します。佐賀市の公営火葬場は市民の利用が集中するため、友引の翌日や年末年始は希望の時間帯が取りにくくなります。
民営ホールは施設数が多いため、火葬場の枠に合わせて比較的柔軟に日程を組めます。
比較すべき7項目チェックリスト
ここからが実務的な比較の基準です。見学や問い合わせの際に、この7点をご確認ください。
①火葬場までの距離
最も見落とされやすく、当日の負担に直結する項目です。
告別式の後、霊柩車とマイクロバスで火葬場へ移動します。つくし斎場は佐賀駅から車で約30分の距離にあり、市街地の式場からは相応の移動時間がかかります。
往復の移動は、ご高齢の参列者や小さなお子様には負担となります。マイクロバスの手配費用も必要です。
確認すべき点:その式場から火葬場まで、車で何分かかるか。
なお、こことわの家族葬 こことわ東与賀は東与賀火葬場と同じエリアにあるため、移動時間を短く抑えられます。
②収容人数と式場の広さ
参列者に対して式場が広すぎると、寂しい印象になります。逆に狭すぎると、参列者が立ったままになります。
確認すべき点:想定人数に対して適切な広さか。椅子は何席あるか。
家族葬で10名程度の場合、大型ホールでは空間が余ってしまいます。少人数向けに設計された式場のほうが、落ち着いた雰囲気になります。
③駐車場の台数
地方では、参列者のほとんどが自家用車で来られます。駐車場の台数は、参列人数と同程度が必要とお考えください。
確認すべき点:何台停められるか。満車の場合の代替はあるか。
④宿泊・付き添いの可否
家族葬では、通夜の夜にご家族が式場に泊まって故人様に付き添うことがあります。
確認すべき点:宿泊できるか。何名まで可能か。寝具・入浴設備はあるか。追加料金はかかるか。
施設によっては宿泊不可のところもあります。ご希望がある場合は必ず確認してください。
⑤バリアフリーと控室
ご高齢の参列者が多い場合、段差の有無、手すり、多目的トイレの有無が重要になります。
確認すべき点:車椅子で入れるか。控室はいくつあるか。僧侶の控室は別にあるか。
⑥1日1組貸切かどうか
複数の葬儀を同時に行う施設では、他のご家族と入口や駐車場が重なることがあります。
確認すべき点:1日1組の貸切か。複数組の場合、動線は分かれているか。
家族葬を選ばれる方は「静かに過ごしたい」というご希望が強いため、この点を重視される方が多くいらっしゃいます。
⑦式場使用料の課金単位
一日葬を検討されている場合、特に重要な確認事項です。
通夜を行わなくても、前日からご安置と祭壇設営のために式場を使用するため、2日分請求される場合があります。
確認すべき点:使用料は何日分か。半日単位・1日単位のどちらか。延長した場合はいくらか。
人数別に考える式場の選び方
- 〜10名の場合
広さより「落ち着けること」を優先してください。大型ホールでは空間が余ります。少人数向けの式場、または火葬式・一日葬もご検討ください。 - 10〜30名の場合
家族葬の標準的な規模です。この人数帯に対応した式場が最も選択肢が多くなります。駐車場の台数を必ず確認してください。 - 30名以上の場合
一般葬に近い規模です。収容人数、駐車場、受付スペースの広さが判断基準になります。
参列人数が読みにくい場合は、少なめと多めの2パターンで見積もりを取ることをおすすめします。当社では両方のお見積りをお出ししています。
見学の申し込み方
式場は、写真だけでは広さや雰囲気がつかめません。実際にご覧いただくのが最も確実です。
当社では、ご見学・お見積りともに無料で承っております。「まだ具体的に決めていないが、見ておきたい」という段階でも構いません。
ご見学の際は、次の点をご覧になってみてください。
- 実際に椅子に座ってみて、祭壇までの距離はどうか
- 駐車場から式場入口までの動線に段差はないか
- 控室で家族が落ち着いて過ごせそうか
- スタッフの対応はどうか
式場そのものより、対応する人の印象が判断材料になるというお声も多くいただきます。遠慮なく質問してみてください。
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よくあるご質問
Q. 葬儀社を決めないと、式場は選べませんか?
民営ホールの場合、その葬儀社に依頼することが前提となるのが一般的です。式場と葬儀社はセットで検討されるとよいでしょう。
Q. つくし斎場で通夜・告別式はできますか?
いいえ。佐賀市の公営火葬場には式場が併設されていないため、通夜・告別式は民営ホール・寺院・自宅などで行うことになります。
Q. 自宅で葬儀を行うことはできますか?
可能です。ただし、故人様をお運びできる動線、参列者のスペース、駐車場の確保が必要です。ご相談ください。
Q. 佐賀市外の式場を使うこともできますか?
可能です。ただし移動距離が延びると搬送費用が加算されます。また、火葬場の市外料金にも注意が必要です。
Q. 見学に予約は必要ですか?
事前にご連絡いただけると、ご案内の準備を整えてお待ちできます。お電話またはフォームからお申し込みください。