葬儀の知識コラム
大村市の直葬・火葬式|費用の内訳と親族への説明の仕方
直葬(火葬式)を検討される方から最も多く寄せられるのは、費用の質問ではなく「親族にどう説明すればよいか」というご相談です。費用を抑えたいというお気持ちと、ご親族のお気持ちの間で悩まれる方は少なくありません。この記事では、家族葬こことわが大村市で直葬を行う際の費用の内訳に加え、 ご親族への伝え方と文例 、菩提寺への確認事項を具体的にご説明します。
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ご逝去直後のご搬送・ご安置も、深夜・早朝を問わずすぐにお伺いします。火葬場の予約手配・書類の手続きも当社が代行いたします。
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直葬・火葬式とはどのような葬儀か
直葬とは、通夜・告別式といった宗教儀式を行わず、ご逝去後にご安置し、火葬場でお別れをして火葬するという形式です。「火葬式」とも呼ばれます。
式場を使わないため、式場使用料・祭壇・会葬礼状・料理といった費用が発生しません。参列されるのは、ご家族とごく近いご親族のみというケースがほとんどです。
なお、法律により 亡くなられてから24時間を経過しないと火葬はできません 。ご逝去当日に火葬することはできず、必ずご安置の期間が生じます。
大村市の直葬にかかる費用
葬儀社に支払う費用
寝台車によるご搬送、お棺、骨壺、火葬場への搬送、スタッフの人件費、手続きの代行などが含まれます。
直葬(シンプルプラン)|会員価格 税込132,220円〜 (税抜120,200円〜)
プランに含まれるもの
- 棺
- 骨壺
- 収骨用品
- 搬送用布団
- 役所手続きの代行
- 葬具セット
- 寝台車料金
- 霊柩車
プランに含まれず、別途必要になるもの(選べるオプション)
- 湯灌
- 棺のアップグレード
- 料理
- 美装
- 生花の追加
- 返礼品
- 遺影写真
- 映像演出など
火葬料金はプラン料金に含まれません。別途、火葬場に直接お支払いいただく実費となります。
直葬は総額そのものを抑えた形式のため、 火葬料金が総額に占める割合が相対的に大きくなります。 故人様の住民票がどこにあったかで金額が変わりますので、お見積りの前にご確認ください。
確認していただきたいのは、安置日数です。火葬場の空き状況によっては、ご逝去から火葬まで3日以上空くことがあります。
大村市斎場の使用料は13,000円
葬儀社に支払う費用とは別に、火葬場の使用料が必要です。
大村市斎場(大村市徳泉川内町535-17)の施設使用料は、大村市民の場合、以下の通り定められています。
- 12歳以上:13,000円
- 12歳未満:8,000円
- 死産児:4,000円
出典:大村市公式ホームページ(2026年8月時点)
開場時間は午前9時30分から午後6時まで、休場日は1月1日および 毎月第1友引日 です。施設の詳細は大村市斎場ガイドをご覧ください。
市外料金が適用されると総額の印象が変わります
市外にお住まいだった方の場合、使用料は12歳以上で 52,000円 となります。市民料金(13,000円)との差は39,000円で、 およそ4倍 です。
直葬は総額そのものが抑えられている形式のため、 この39,000円が総額に占める割合は相対的に大きくなります 。家族葬であれば「全体の中の一部」で済む差額が、直葬では無視できない比重を持つことになります。
判定の基準は、喪主の住所ではなく 故人様の住民票の所在地 です。長期入院や介護施設への入所に伴って住民票を移されていた場合、市外料金が適用されます。
お見積りの前に、住民票の所在地をご確認ください。
ご逝去から火葬までの流れ
1日目|ご搬送・ご安置・お打ち合わせ
ご逝去 → 病院・施設からご連絡を受けたら、まず当社へお電話ください。
ご搬送 → 寝台車で故人様をお迎えにあがります。病院の霊安室には数時間しか留まれないことが多く、速やかな搬送が必要です。
ご安置 → ご自宅、または当社の安置施設にお休みいただきます。
お打ち合わせ → 火葬の日程、お棺・骨壺の内容を決め、お見積りをご提示します。
書類手続き → 死亡届の提出と斎場使用許可(火葬許可)の申請を当社が代行します。申請窓口は大村市の市民課、時間外は市役所の当直での受付です。
2日目以降|火葬・収骨
お迎え → ご安置場所から大村市斎場へお運びします。
納めの式 → 炉の前で最後のお別れをします。僧侶に読経を依頼される場合はこの場面です。
火葬 → おおむね1時間から1時間半かかります。
収骨 → ご遺族でお骨を骨壺に納めます。
埋葬許可証の受け取り → 納骨の際に必要な書類です。大切に保管してください。
なお、公営火葬場では 炉の前でお別れできる時間は数分から10分程度 が一般的です。次の方の火葬が控えているためです。ゆっくりお過ごしいただくには、ご安置中の時間を活用されることをおすすめします。
ご親族に直葬を説明するには
ここからが、実際に多くの方が悩まれる部分です。
反対される3つの理由
ご親族が直葬に難色を示される場合、理由はおおむね次の3つです。
| 理由 | 具体的なお気持ち・懸念 |
|---|---|
| ① 故人に対して失礼だと感じている | 「あの人はもっときちんと送られるべきだ」というお気持ちです。故人様への敬意から出ている反応であり、否定すべきものではありません。 |
| ② お別れができないことへの不満 | 参列の機会がないことへの寂しさです。 |
| ③ 世間体を心配している | 「周囲に何と言われるか」という懸念です。ご親族自身が地域で暮らしている場合、切実な問題として受け止められています。 |
いずれも、 費用を理由にした説明では納得を得にくい のが実情です。「お金がないから」と伝えると、かえって反発を招くことがあります。
伝え方の基本は「故人の遺志」
最も理解を得やすいのは、故人様のご意向を軸に伝える方法です。
生前に「大げさにしないでほしい」「静かに送ってほしい」といったお話を伺っていた場合は、率直にお伝えください。ご遺族の判断ではなく故人様のご意志として受け止めていただけます。
そのまま使える伝え方の文例
電話でお伝えする場合
「父の葬儀のことでご連絡しました。本人が生前から『大げさにしないでほしい』と申しておりまして、火葬のみで見送ることにいたしました。突然のことで申し訳ないのですが、ご理解いただけますでしょうか。後日、改めてお参りいただける機会を設けたいと思っております」
文面でお伝えする場合
父 ○○が ○月○日に永眠いたしました
葬儀につきましては 故人の遺志により 近親者のみにて火葬のみを執り行います
誠に勝手ながら ご会葬・ご香典・ご供花は 謹んで辞退させていただきます
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます
「後日の機会」をセットで提案する
これが最も効果的です。
直葬に反対される方の多くは、「お別れができない」ことを気にされています。であれば、別の機会をご提案すれば解消できます。
- 四十九日法要にお声がけする
- ご自宅への弔問を受け入れる
- 納骨の際にお集まりいただく
- お別れの会を日を改めて開く
「今回は火葬のみですが、四十九日には皆様にお集まりいただきたいと思っています」——この一言があるかないかで、受け止め方は大きく変わります。
菩提寺への確認を忘れないでください
納骨を断られることがあります
直葬で最も注意が必要な点です。
先祖代々のお墓が寺院墓地にある場合、直葬を選ぶと納骨を断られることがあります。宗教儀式を経ていない、という理由からです。
火葬が済んでからこの問題が判明すると、対応が非常に難しくなります。
確認の進め方
次の順序で進めてください。
- 直葬を検討している旨を菩提寺に伝える
- 納骨が可能か確認する
- 難しい場合、火葬前後の読経で対応いただけるか相談する
多くの寺院は、事情を説明すれば柔軟に対応してくださいます。 問題になるのは、相談なく進めてしまった場合 です。
菩提寺がない場合、この心配はありません。ご希望であれば、火葬場での読経を僧侶にお願いすることも可能です。当社からご紹介いたします。
直葬を選んだ方が後から感じたこと
当社に寄せられるお声を整理すると、次のような点が挙げられます。
- 「気持ちの整理がつきにくかった」: 儀式という区切りがないため、日常に戻るきっかけがつかみにくいという声です。
- 「弔問が長く続いた」: 訃報を後から知った方が、断続的にご自宅を訪ねてこられます。結果として、ご遺族の負担が長期化します。
- 「火葬場でのお別れが短く感じた」: 炉の前での時間は数分程度です。ご家族が多いと、お一人おひとりの時間は取れません。
一方で、 「本人の希望どおりにできてよかった」「家族だけで静かに送れた」 というお声も同じくらい多くいただきます。
大切なのは、これらを知ったうえで選ぶことです。知らずに選んで後悔されることのないよう、事前にご説明しています。
判断に迷われたら一日葬という選択肢もあります
「直葬では簡素すぎる気がするが、2日間は負担が大きい」——そう感じられる場合は、一日葬をご検討ください。
通夜を行わず、告別式と火葬を1日で執り行う形式です。告別式という区切りがあるため、ご親族の理解も得やすく、菩提寺の問題も生じにくくなります。
費用は直葬より上がりますが、家族葬よりは抑えられます。詳しくは大村市の葬儀費用の相場で比較しています。
よくあるご質問
Q. 直葬でも僧侶に読経をお願いできますか?
はい。大村市斎場の炉の前で読経していただくことが可能です。菩提寺がない場合は当社からご紹介いたします。
Q. 葬祭費は直葬でも受け取れますか?
はい。葬儀の形式を問わず支給されます。詳しくは給付金についてのページをご覧ください。
Q. 大村市外に住んでいた家族でも依頼できますか?
はい。ただし火葬料金が市外料金(12歳以上52,000円)となります。お見積りの際に故人様の住民票の所在地をお知らせください。
Q. ご遺体を自宅に安置できない場合はどうすればよいですか?
当社の安置施設をご利用いただけます。ご家族が面会できる体制についても、あわせてご案内いたします。
Q. 親族が強く反対しています。どうすればよいでしょうか。
ご相談ください。第三者である私たちがご説明することで、話が進みやすくなることがあります。ご事情を伺ったうえで、折り合いのつく形をご提案いたします。